ベアリング材質のシェアってどれくらい?
こんにちは。
今回はシェアについてです。
ベアリングには大きく4種類あります。
- 金属ベアリング
- プラスチックベアリング
- セラミックベアリング
- 非鉄金属ベアリング
では市場で使われる割合はどれぐらいだと思いますか。
正解はこちら!
金属ベアリング 99% その他ベアリング 1% |
そうです。世の中で使われているベアリングのほとんどは、金属ベアリングなんです。
この金属の中には当然ステンレス鋼も含まれます。
そして残りの1%ほどのプラスチックベアリング、セラミックベアリング、非鉄金属ベアリングを取り扱うのが私たちです。
なぜこれほど割合が違うのか。
理由は単純で、金属ベアリングの方が丈夫で強いからです。
ベアリングは機械や乗り物などに使われるため、人や鉄の塊を支えるほどの力が必要になります。
それに見合うぐらい力の強い材質は、金属だということです。
一方でプラスチックやセラミックは、力には弱いですが、金属では錆びたり腐食するような、水・薬液に耐性があるため、水や薬品が介在する金属ベアリングが使えないような環境で使われています。
それぞれ、特性を活かすような環境で使われていますが、世の中では金属が使えない環境(特殊環境と呼んでいます)というのはやはり圧倒的に少ない為、このようなシェアとなっています。
※以下の動画ではハンドスピナーを用いて、樹脂ベアリングの摩擦抵抗の低さを紹介しております。
(右下の字幕をオンにしてご覧ください。)